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2014 年度 研究成果報告書

老化T細胞の再活性化に注目した新たな高齢者敗血症治療戦略

研究課題

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研究課題/領域番号 25861735
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 救急医学
研究機関東海大学

研究代表者

井上 茂亮  東海大学, 医学部, 准教授 (30582209)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2015-03-31
キーワード老化 / 免疫抑制 / 敗血症 / IL-15 / SOCS1
研究成果の概要

予後不良の高齢者敗血症の病態として、T細胞の疲弊が近年注目されている。CD8+Tやナチュラルキラー細胞の成長因子であるインターロイキン-15(IL-15は高齢マウス敗血症モデルの生命予後を改善し、高齢者由来T細胞を活性化し、加齢により低下していたインターフェロンγの産生能を改善した。またIL-15は、高齢マウス敗血症モデル由来CD8+T細胞において、suppressor of cytokine signaling 1(SOCS1)の発現量を減少させた。T細胞の分化・成熟に重要な役割を果たすSOCS1の発現制御が新たな高齢者敗血症の治療ターゲットとなる可能性が示唆された。

自由記述の分野

救急医学

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公開日: 2016-06-03  

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