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2014 年度 研究成果報告書

アポトーシス死細胞貪食による口腔扁平上皮癌細胞の増殖・浸潤の分子機構

研究課題

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研究課題/領域番号 25861740
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 形態系基礎歯科学
研究機関新潟大学

研究代表者

山崎 学  新潟大学, 医歯学系, 助教 (10547516)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2015-03-31
キーワード口腔癌 / 病理学 / アポトーシス / 貪食
研究成果の概要

口腔扁平上皮癌(SCC)において、アポトーシスをきたした癌細胞はマクロファージのみならず生活癌細胞によっても貪食処理されているが、同種間死細胞貪食の病理学的意義は不明である。これまでの研究成果をもとに、「MFG-E8を介した癌細胞によるアポトーシス細胞貪食は癌細胞機能を活性化する」という仮説を設定し、MFG-E8低発現性の口腔SCC培養細胞にMFG-E8を過剰発現させて細胞機能を評価した。MFG-E8高発現により、アポトーシス細胞貪食が増加し、遊走浸潤能が亢進した。したがって、同種間死細胞貪食にMFG-E8が関与し、さらにMFG-E8を介する貪食が癌細胞機能を活性化する可能性が示された。

自由記述の分野

医歯薬学(歯学・形態系基礎歯科学)

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公開日: 2016-06-03  

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