研究課題
若手研究(B)
水酸化カルシウム製剤やMTAによる象牙質表面へのアルカリ刺激は象牙芽細胞においてTRPA1チャネルを含むイオンチャネル型受容体と代謝調節型受容体により受容され、アルカリ刺激で増加した細胞内Ca2+のNa+-Ca2+交換体による石灰化前線への排出が象牙質形成に関与する可能性が示唆された。加えて、象牙芽細胞におけるアルカリ刺激の受容は脱感作しないこと、アルカリ環境では細胞外Ca2+に対する感受性が高いことが示された。
口腔生理学