2015 年度研究成果報告書

ポルフィロモナスジンジバリスバイオフィルムにおける薬剤排出ポンプの役割解析

研究課題

研究課題/領域番号	25861798
研究種目	若手研究(B)
配分区分	基金
研究分野	保存治療系歯学
研究機関	大阪大学
研究代表者	山口幹代大阪大学, 歯学研究科(研究院), 助教 (30523089)
研究期間 (年度)	2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード	バイオフィルム / 抗菌薬抵抗性 / 薬剤排出ポンプ
研究成果の概要	本研究より、辺縁性歯周炎や根尖性歯周炎の病原性細菌の一種である Porphyromonas gingivalis は、バイオフィルム形成および抗菌薬抵抗性に関与する可能性がある薬剤排出ポンプをコードする遺伝子に相同性を持つ遺伝子を有するものの、数種の細菌種において薬剤排出ポンプを阻害することが報告されている薬剤排出ポンプ阻害剤によって、P. gingivalisのバイオフィルム形成およびエリスロマイシン感受性は影響を受けないことが明らかとなった。
自由記述の分野	歯科保存学