本年度はこれまでの測定から得られたデータを基に日本顎口腔機能学会、日本補綴歯科学会および支部会およびInternational Association of Dental Researchにて睡眠時ブラキシズムおよび覚醒時ブラキシズムの特異的な筋活動パターンおよび顎運動パターンについて学会報告を行った。日本顎口腔機能学会第53回学術大会では学術大会優秀賞を受賞した。また、睡眠時ブラキシズムにおいて1mm以上離れた顎位(偏心位)で最大咬筋筋活動を発現することについて、日本口腔リハビリテーション学会誌に論文投稿を行った。さらに被験者を4人追加測定行い、覚醒時および睡眠時ブラキシズムと上顎犬歯および頬側咬頭頂の咬耗について、覚醒時ブラキシズムの間欠的な咬筋活動と咬耗の間に有意な相関があることが認められたため、四国歯学会で学会報告を行った。
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