研究課題/領域番号 |
25861872
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研究種目 |
若手研究(B)
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研究機関 | 松本歯科大学 |
研究代表者 |
松山 雄喜 松本歯科大学, 歯学部, 助教 (30532783)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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キーワード | 磁性アタッチメント / 有限要素法 |
研究概要 |
平成25年度では①ポスト付きキーパーの形態を変更したモデルを作成し,形態の変更によってポスト付きキーパー本体に発生する応力集中がどのように変化するか②歯根象牙質および歯槽骨の条件を加え応力解析を行い,ポスト付きキーパーの装着が歯根象牙質,歯周組織にどのように影響を及ぼすかを検討する予定であった. 当初既存のソフトウェア三次元CADソフトSolid Works 2007(Solid Works Japan),有限要素解析ソフトCOSMOS Design Star Professional Advanced 2007(Solid Works Japan)を用いて研究を行う予定であったが,メーカーがサポートを終了したため,新しいパーソナルコンピューター(OS:Windows7)と,代替品となる新しいソフトSolidWorks Premium 2014の購入を4月に検討した.しかし,新しいソフトのOS(Windows7 64bit)に本大学のシステムが4月時点でまだ対応できておらず,10月になってようやく対応が可能になった. 現在実験モデルの作成のためにSolidWorks Premium 2014の操作の習得に励んでいる。またポスト付きキーパーの形態を変更したモデル,歯根象牙質および歯槽骨の条件を加えたモデルの作成方法について検討しており,特に歯槽骨に関してはコーンビームCT等を応用する方法を現在検討している.
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
既存の研究用ソフトを使用する予定であったが,メーカーのサポートが終了したため,新しいパーソナルコンピューターと代替品となる新しいソフトの購入を検討した.しかし,新しいソフトのOSに大学のシステムが4月時点でまだ対応できておらず,10月になってようやく対応が可能になった. パーソナルコンピューターの異常,WindowsXPのサポートの終了,本大学のシステムOSの問題が重なり思いがけず研究の進捗が滞る事態となった.
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今後の研究の推進方策 |
現在新しく購入したSolidWorks Premium 2014の操作の習得に励んでいる.このソフトを用いて現在の解析モデルに新しい条件を設定して解析を行っていく予定である.
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次年度の研究費の使用計画 |
年度内に3次元CADソフトSolidWorks Premium 2014-Academic ResearchとスーパーボンドC&Bセットを発注したが,納品が4月となったため. 有限要素解析用のモデルをSolidWorks Premium 2014-Academic Researchにて作成する.また実際の臨床の流れに即して顎模型上で支台歯形成を行い,スーパーボンドC&Bでポスト付きキーパーを支台歯に装着して形態を観察する.
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