LNA を Gapmer でかつ 21 塩基にデザインした miR-361-3p に対する ASO を用いて動物実験を行ったが、対照群と比べて有意な差を認めなかった。しかしながら、マウスの体重減少や食欲低下などの副作用も認めなかった。初代培養細胞に miR-361-3p, miR-133ab に対する ASO を 10nM で導入したところ口腔癌細胞と同様に著明な細胞増殖抑制効果を認めた。 標的遺伝子の探索については、miR-361-3p の標的遺伝子候補として OSR2 を、miR-133ab の標的遺伝子候補として CEBPA を抽出した。
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