研究課題
若手研究(B)
本研究は、閉塞性睡眠時無呼吸症候群(以下、OSAS)に対し、上下顎同時前方移動術(以下、MMA)を施行するときの、より効果的な前方移動量を明らかにすることを目的とした。そこで、小下顎を呈する顎変形症患者に対し、MMAを施行したときの気道形態の変化をCT画像を用いて3次元的に評価し、さらに流体力学的に解析を行った。その結果、上下顎を前方に移動することにより、軟口蓋後方部から口蓋垂先端部までの気道形態が有意に拡大することが明らかになった。
口腔外科