研究課題
パーキンソン氏病患者の咀嚼運動では咀嚼サイクルの速度緩徐化と下顎移動量の減少に加えて、咀嚼サイクル間のインターバルの延長が認められた。また、治療観察中に運動障害が増悪した患者では、対照に比し咀嚼サイクル速度(89.1±2.4%)と下顎移動量(開口相:90.0±3.7%、閉口相:85.3±4.6%、咬合相:87.6±4.6%)の減少と、咀嚼インターバル(162.8±8.1%)の延長を認めた。以上のことから、咀嚼運動はパーキンソン病態を反映しており、定量的に解析することでその病態把握に有効であることが示唆された。
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