研究課題
若手研究(B)
声門上器具で気道確保された歯科手術中の偶発症で最も多いのは一過性の換気困難、次いで胃内容物の逆流/嘔吐が多かった。声門上器具使用中の歯科手術において換気困難が認められた際、最も初めに行う処置で最も多かったのは声門上器具のリポジショニングで圧倒的に多かった。このことから、声門上器具の位置異常を来す操作(声門上器具の引き抜きや押し込み)が歯科手術において問題となることが多いと推察された。本研究成果から、安全な口腔手術の声門上器具の使用法を提案することが出来る。
歯科麻酔学