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2013 年度 実績報告書

新規顎関節OAモデルと滑膜由来未分化間葉系幹細胞を用いた軟骨再生治療法の確立

研究課題

研究課題/領域番号 25862018
研究機関広島大学

研究代表者

吉岡 基子  広島大学, 病院, 歯科診療医 (00612003)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2014-03-31
キーワード再生医療
研究概要

本研究では、外科処置を必要としない新規の顎関節OAモデルである、ヨード酢酸(Iodoacetic Acid Mono: IAM)誘発ラット顎関節OAモデルを作製し、これと滑膜由来間葉系幹細胞(滑膜由来MSC)を用いた下顎頭軟骨の再生法について検討することを目的とした。平成25年度では滑膜由来MSCの軟骨分化におけるSZP(Superficial zone protein)発現の解析、および、コラーゲン-ヒアルロン酸混合ゲルを用いた滑膜由来MSCの軟骨分化誘導についての検討、さらに、ラットIAM顎関節OAモデルの作製を行う計画であった。
上記の計画に沿って、まず滑膜由来MSCの軟骨分化におけるSZP発現について検討を行った。滑膜由来MSCの軟骨分化を行うには、ペレット培養(三次元培養)が必要であり、その手技は困難を極めた。培養途中で壊死するものも多く、培養に用いる試薬に関して再検討を行う必要があった。改善を加えて検討を行い、比較的安定した分化誘導が認められるようになったところである。

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公開日: 2015-05-28  

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