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2015 年度 研究成果報告書

成長期における咀嚼環境の変化は変形性顎関節症を誘発するか

研究課題

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研究課題/領域番号 25862026
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 矯正・小児系歯学
研究機関横浜市立大学

研究代表者

藤田 紘一  横浜市立大学, 附属市民総合医療センター, 助教 (30451909)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード変形性顎関節症 / 咀嚼環境変化 / 顎関節機械受容器 / 成長期
研究成果の概要

咀嚼環境変化として、液状飼育モデル、咬合高径増加モデル、鼻閉モデルを作製し、顎関節侵害受容器、開口反射、大脳皮質一次運動野顎顔面領域からの記録による包括的な検討を行った。液状飼料飼育では、顎関節侵害受容器の応答特性が有意に上昇した。咬合高径増加モデルでは、開口反射、大脳皮質一次運動野ともに長期間を経て適応することが明らかとなった。また、鼻閉モデルでは、舌の突出力が増大し、開口反射の反射特性が低下することが明らかとなった。以上より種々の咀嚼環境の変化が、咀嚼運動の機能特性を制御する受容器、反射、中枢に影響を及ぼし、咀嚼運動制御の変化に伴い顎関節に大きな影響を及ぼすことが示唆される結果となった。

自由記述の分野

歯科矯正学

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公開日: 2017-05-10  

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