研究課題
若手研究(B)
歯周組織再生療法の確立は歯周組織構成細胞の生物学的特性を理解する事が重要である。ヒト歯根膜細胞 (HPDL)を用いて、歯周組織で特異的に発現している転写因子をノックダウンする事で、HPDLがどのような表現型の細胞に分化誘導されるか検索した。歯周組織で特異的に発現している転写因子(KLF12, Twist2およびPax9)をノックダウンした結果、Sox5mRNA 発現量が増加し、Sp7mRNA発現量は減少した。以上の結果からHPDLは軟骨細胞に分化誘導される可能性が示唆された。
歯周治療学