研究課題
若手研究(B)
食事は高齢者の日常生活における大いなる楽しみの1つである。高齢者人口の増加に伴い、認知症の高齢者も増加している。認知症の患者は主に認識困難、物忘れといった障害を多く有し、口の中においても例外ではなく、食物の認識低下を生じている事が多々ある。口のリハビリを行うことで認知症予防と関係していると近年分かってきた。そこである物体を用いて口の認識能力の評価を脳の血流状態で調べ、認知症予防の新たなスクリーニング評価について検討を行った。その結果、形態によって認識能力が異なることが判明したことを示した。
高齢者歯科学