研究課題
若手研究(B)
介護予防の観点から、筋肉の廃用変化等への対策が注目されるようになってきた。本研究の目的は、顎口腔サルコペニアの定量的かつ直接的評価が可能となるよう、近赤外分光法(NIRS)を赤外線サーモグラフィーと併用し、指標化の要件を検証することである。独自に構築した測定システムを用い、口腔状況の異なる対象者で測定した結果から、口腔周囲機能の恒常性・支持機能の変化に影響すると思われる血流動態の変化を捕捉でき、機能訓練の効果確認等に応用できる発展性のある指標の開発に向けた基礎資料が得られた。
医歯薬学