研究課題
若手研究(B)
本研究では災害後における被災地の看護師への支援方法を検討するために、東日本大震災の被災地の看護師を対象にした精神健康調査を行った。調査時期は震災から30~33か月後と41~45か月後であり、調査方法は自記入式アンケート調査であった。調査結果より、全体的な精神健康度は改善傾向にあるが、ハイリスク者には入れ替わりがあることが明らかになった。要因の検討から、震災時の自責感を感じていることがPTSDと抑うつの両方の回復を阻害することに関連していた。
精神看護