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2015 年度 実施状況報告書

医療者および非医療者に対するCOPD予防教育プログラムの検討

研究課題

研究課題/領域番号 25862104
研究機関福井大学

研究代表者

礪波 利圭  福井大学, 医学部, 助教 (10554545)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2017-03-31
キーワードCOPD / 予防教育 / 医療者 / 非医療者
研究実績の概要

本研究は、医療者と非医療者に対する慢性閉塞性肺疾患(以下、COPD)の知識の向上のための教育方法の検討に加え、医療者に対してCOPDの予防を支援するための人材育成の教育方法の検討を目的としている。
平成27年度は、医療者および非医療者に対してのCOPDの教育を行うためのプログラムを作成し、認定看護師と協力を行いCOPD研修を実施した。研修はCOPDについての基礎的な知識から治療、経過までの内容で構成し、研修内容が十分に理解できたかを、研修の前後でアンケート調査を行い評価した。またプログラムの内容に関しては、認定看護師の助言を受け、追加、修正を行った。研修は現在も続行中である。
非医療者に対しては、研修の開催の他に市町村主催の健康イベントの企画に参加し、簡易スパイロメーターで肺年齢を測定し、COPDの啓蒙・啓発を行った。このイベントへの参加は今後も継続して行っていく予定である。
また、呼吸器関連の学会に参加して、COPDの教育の現状についての情報収集を行った。
以上のことから、平成28年度はCOPD研修の開催、啓蒙・啓発活動の実施を行いながら、研修の評価を行いCOPDの教育プログラムの効果について検討していく予定である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

COPD研修を実際に実施し、評価を行いながら研修プログラムの見直しを行えているため。また、研修の開催と並行して学会にも参加し、COPDの教育の現状についても情報収集を行えたため。

今後の研究の推進方策

平成28年度は、COPDの教育プログラムの評価を行い、研修の効果についても検討し、医療者および非医療者に対しての効果的なCOPD研修プログラムを作成していきたい。

次年度使用額が生じた理由

慢性呼吸器疾患看護認定看護師との情報交換や、医療者および非医療者に対してのCOPD研修の実施に関しての、会場費がかからなかったことに加え、学会参加のための旅費が計画より安価であったため。

次年度使用額の使用計画

平成28年度は、COPDの啓蒙・啓発のための簡易スパイロメーターの消耗品の購入や、研修開催の会場費、学会への参加費に予算を充てる予定である。

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公開日: 2017-01-06  

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