婦人科がん術後患者の生活への再適応を促進する看護支援を検討することを目的に、フォローアップ相談の開発及び効果検証を行った。文献検討の結果を元にフォローアッップ相談を実施した。対象は、研究の同意を得られた婦人科がん術後患者でDropoutをのぞいた非対称群16名、対照群17名を分析対象とした。 対照群には平均3.2回、平均時間20.8分の相談を実施した。相談内容は排尿障害が一番多く、次いで性機能障害、下肢浮腫だった。ベースラインと6ヶ月後のFACT-G及び、HADSのt検定を実施した。結果、介入群の下位尺度、家族・社会(p<0.05)とHADS不安p<0.05)に有意差が認められた。
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