研究課題
若手研究(B)
本研究の目的は、放射線療法を受ける乳がん患者の有害事象と日常生活への影響を明らかにし、セルフケア行動を促進するための看護支援を明らかにすることである。がん診療連携拠点病院で放射線療法を受ける乳がん患者10名を対象に、治療開始時、開始後約2週間目、治療終了時に、3種類の質問紙への回答を求め、セルフチェックノートを毎日つけるよう依頼した。結果として、放射線療法中の乳がん患者は、有害事象による日常生活への影響はほとんどなかったが、治療を完遂できるよう前向な気持ちを維持していることが分かった。
臨床看護、がん看護