本研究は,看護師が子育て期のがん患者やその子どもを中心とした家族にどのように関わっているのか,がんに罹患した子育て期の母親が入院している際の子どもへの看護を明らかにした。研究方法として,がん看護に携わる看護師20名に対してインタビュー調査を行った。 このデータを質的記述的に分析し,研究成果を学会発表(日本小児保健協会学術集会、European Health Psychology Society)した。最終的な結果は,子育て期にある女性がん患者の子どもとその家族への看護の実態,及び必要とされるケアについての看護者の認識の2論文にまとめ,発表した。
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