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2013 年度 実施状況報告書

新人助産師のリアリティショックに効果的な職場サポート‐就職後1年に焦点をあてて‐

研究課題

研究課題/領域番号 25862204
研究種目

若手研究(B)

研究機関杏林大学

研究代表者

百成 香帆  杏林大学, 保健学部, 助教 (50636553)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード新人助産師
研究概要

研究は、新人助産師が職場内で受けるサポート内容が、リアリティショックに及ぼす効果を検証することである。昨年度は、文献検討及び資料収集を通して、概念モデルの修正を行い、調査時期、研究対象者、使用尺度の検討を行った。さらに、研究内容についてスーパーバイズを受け、調査開始の基礎準備を行った。具体的な内容は以下の通りである。
1、新人看護職員の教育体制が変化し、各施設・病院では新人看護職員(助産師)に院内外研修やプリセプターシップ・チューターシップ・メンターシップ・チーム支援型など様々な方法を採用していることが分かった。よって、研究対象条件から「プリセプターシップを採用している施設」を除外した。また、研究では、就職1年後の助産師に焦点をあてるため、2年目助産師を対象に横断的調査を行うことが妥当であると判断。現在、対象となりうる施設・病院の選定を行っている。
2、文献検討と資料収集を通して、概念モデルを見直し、関連要因の整理を行った。また、使用する尺度の再検討をした。今後、調査内容の妥当性を確認するため、予備調査に向けて準備を行う予定である。
3、さらに、就職後2年目の助産師では、リアリティショックから回復し、職場適応した助産師のみを対象とする可能性がある。よって、就職後1年目の新人助産師へのインタビュー調査を実施し、新人助産師のリアリティショックと職場内サポートの詳細についても見ていくことも検討している。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

文献検討・資料収集による概念モデルの修正、研究方法の検討に時間を要したため。

今後の研究の推進方策

1、概念モデルと研究方法に変更と修正を行ったため、予備調査、本調査に向けて、専門家の助言を頂く。
2、修正後は、倫理審査の承認を得、予備調査と本調査を開始する。

次年度の研究費の使用計画

平成25年度では、文献検討・資料収集による概念モデルの修正、研究方法の検討に時間を要し、予備調査、研究協力施設の募集等まで至る事が出来なかったため。
今年度は、予備調査と研究協力施設の募集等があるため、各種印刷・郵送費・交通通費等にて使用予定である。

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公開日: 2015-05-28  

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