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2014 年度 実施状況報告書

産褥早期の経産婦における自律神経活動の変化に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 25862207
研究機関東邦大学

研究代表者

ケニヨン 充子  東邦大学, 看護学部, 講師 (90385568)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2017-03-31
キーワード産褥早期 / 経産婦 / 自律神経活動
研究実績の概要

本研究の目的は、入院中の分娩後の経産婦への指導や支援、退院後に向けた支援の方向性や効果的な看護プログラムを開発するための前段階として、産褥早期の経産婦の自律神経活動の変化の特徴を明らかにし、それらの変化に影響を及ぼす要因について関連性を明らかにすることである。
平成26年度は、本研究の前段階として行った研究データの再分析をおこない、体位による自律神経活動の違いについて、さらなる見直しをおこなった。その結果、本研究の研究方法としては、環境等をコントロールせず、対象者には、通常ケアや育児技術をおこなってもらい、より産後早期の経産婦の実態を把握できるよう自律神経活動の測定を数時間持続しておこなうこととした。
研究倫理審査の申請・修正を行い、承認を得た。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

平成25年度に所属機関を変更し、前年度の段階でやや遅れている状況であったため、今年度についても若干の遅れが見られている。懸案事項であったデーター収集施設の決定については、これまでも多くの研究者のデータ収集に協力した実績のある産科施設(分娩件数月150件以上)に協力依頼し、承諾が得られている。平成26年度には研究倫理審査の承認が得られたため、今後はデータ収集準備を進めていく。

今後の研究の推進方策

平成27年度は、データ収集に必要な準備を整えたうえで、データ収集をおこなっていく。さらに、データ収集終了後、データ分析をおこない、その内容を学会発表、論文および報告書としてまとめていく予定である。
平成26年度に、前段階で行った研究データの再分析を行ったことから、その内容をまとめ7月に行われる国際学会にて発表し、発表内容を論文としてまとめ投稿していく予定である。

次年度使用額が生じた理由

本来ならば、前年度中にデータ収集準備として、対象者への謝礼、協力施設への謝礼、およびデータ収集に伴う人件費および交通費が生じるはずであったが、研究遂行に遅れが生じているため、次年度使用額が生じた。

次年度使用額の使用計画

平成27年度は、データ収集を行うため、前年度未使用の助成金で、データ収集準備として、対象者への謝礼、協力施設への謝礼の人件費の準備をおこなう。また、データ収集施設への交通費、データ収集に必要な人件費として使用する。
平成27年度に請求した助成金を使用し、データ分析に必要な図書・消耗品を準備する。さらに、分析結果を関連学会にて発表するため、発表に伴う旅費、参加費等に使用する。論文にまとめるにあたって、英文校正等も必要となるため、人件費として使用する。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2015

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] Autonomic nervous activity and vital signs of women in the supine and sitting positions on the first day postpartum2015

    • 著者名/発表者名
      Michiko (Nakakita) Kenyon
    • 学会等名
      The ICM Asia Pacific Regional Conference
    • 発表場所
      パシフィコ横浜(神奈川県横浜市)
    • 年月日
      2015-07-22

URL: 

公開日: 2016-06-01  

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