青年期の重度脳性麻痺児者をもつ家族の発達課題を父親の視点から明らかにすることを目的に、脳性麻痺児・者の中で中等教育を終えた20歳代の重度脳性麻痺児・者をもつ父親3名に中等教育卒業後の変化について半構成面接を行い、質的記述的に分析し、家族の発達課題は4つのカテゴリーが抽出された。子どもの【子どもの健康の維持】のために医療的ケアを導入することで、外部からの刺激を受け【地域・社会とつながり続けること】を実感した。これらを乗り越えてきたことで、子どもが健康で【今を笑って過ごすこと】が大切なことであると認識された。
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