研究概要 |
高齢者ケア施設で看護職が提供するEnd-of-Lifeケアの質の評価指標の開発の準備段階としてレビュー論文を執筆するために、高齢者ケア施設に入居するEnd-of-Lifeケアの質の評価に関する英語論文の検索・収集を行った。データベースとしてはPubmedおよびCINAHLを用い、検索語としてMesh Termのなかから、"Palliative Care","Terminal Care", "Hospice Care","Nursing Homes", "Insurance, Long-Term Care", "Assisted Living Facilities", "Skilled Nursing Facilities","Quality Indicators, Health Care", "Quality of Health Care"を用いた。検索後、レビューの候補論文として、2013年までに発行された英語文献のなかから75文献を選定し、文献の評価に着手した。収集された文献の内容を検討し、高齢者ケア施設で看護職が提供するEnd-of-Lifeケアの質の評価を行う上で、入居者への身体的・精神的ケア、苦痛や症状の緩和、意思決定支援、個別性への配慮、尊厳の尊重、家族への支援、多職種連携、死別後のケア等を評価していく必要性が認識された。今後、収集された論文のより詳細な検討を行い、レビュー論文の執筆および評価指標の開発を行っていく。
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