目的:初期の介護段階にある家族介護者を対象に、タブレット端末を用いた認知症ケア教材を開発することである。方法:インストラクショナルデザインを基に認知症ケア教材を開発し、認知症高齢者の家族介護者を対象に開発教材を提供し、教材効果の評価を行なう。結果:認知症家族介護に関する文献の分析から①コミュニケーションスキル、②対応方法③介護サービス④家族介護者のセルフケアの4項目からなる教材内容をタブレット端末に導入した。今後の課題として、開発教材を家族介護者に提供し、教材効果を評価していくことが挙げられた。
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