研究課題/領域番号 |
25862237
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研究機関 | 島根県立大学 |
研究代表者 |
松谷 ひろみ 島根県立大学, 看護学部, 助手 (10642655)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | 精神障がい者 / エンパワメント / 農福医連携 |
研究実績の概要 |
本研究の目的は、精神障がい者が園芸作業及び農作業を通して育まれた就労に関するエンパワメント並びに精神障がい者のエンパワメントを促進させる関わり方のコツを明らかにし、そして、精神障がい者の精神情緒状態を把握するためのツールについて検討することである。 平成26年度は、平成25年度に精神科病院に入院中であり社会復帰の対象となり得る精神障がい者に関わる医療福祉スタッフを対象におこなったインタビューデータから、園芸作業を通して育まれた入院中の精神障がい者が就労に移行するために必要なエンパワメントを高めるための関わりかたのコツについて分析を行い、その分析結果および平成25年度の結果を踏まえ、農福“医”連携プログラム案を作成する予定であった。 しかし、分析段階において、平成26年8月2日~平成27年9月26日までの産前産後休暇及び育児休業を取得することとなったため、現在研究を中断している。平成28年4月1日より研究を再開する予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
平成26年8月2日~平成27年9月26日までの産前産後休暇及び育児休業を取得することとなったため、現在研究を中断している。平成28年4月1日より研究を再開する予定である。
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今後の研究の推進方策 |
平成26年8月2日~平成27年9月26日までの産前産後休暇及び育児休業を取得することとなったため、現在研究を中断している。平成28年4月1日より研究を再開する予定であるため、平成28年4月より本研究を速やかに再開し、平成25年度の分析結果を踏まえ、農福“医”連携プログラム案を作成する。そして、農福“医”連携プログラム案を用いて、就労継続支援B型事業所に通所し施設外就労等において農作業を行っている20~50歳の精神障がい者10名程度および、利用者の支援・指導に当たっているスタッフ5名程度を対象として、就労支援を受けながら就労している精神障がい者が就労を継続するために必要なエンパワメントと、そのエンパワメントを高めるための関わりかたのコツを検証していく。 農福“医”連携プログラム案は平成25年度のデータを元に作成することとなるため、平成28年度時点の国内の農福連携の動向などを確認し、課題や新たな知見を把握しながら作成していく。
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次年度使用額が生じた理由 |
平成26年8月2日~平成27年9月26日までの産前産後休暇及び育児休業を取得することとなったため、現在研究を中断している。平成28年4月1日より研究を再開する予定である。
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次年度使用額の使用計画 |
平成28年4月1日より研究を再開する予定であるため、平成28年4月より計画通り研究費を使用していく。
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