研究課題
若手研究(B)
国語学力調査を活用した学習指導改善に関する基礎的研究として、戦後の国語科学力調査(文部省・国立教育研究所や都道府県地域学力調査)と地域基準(基底)教育課程を対象として、国語の学力観の形成・構造、学習指導観の考察を行った。昭和20年代において国語の能力と能力とを関連づけた有機的な学力観の形成を見いだすと共に、実生活に即した題材を扱ったり、「話し合い」や「調べ学習」など児童主体の言語活動が設定されていたことを指摘することができた。
国語科教育