研究課題
若手研究(B)
本研究の目的は、細胞デザインにおける科学者の生命観を明らかにすることである。文献調査、観察調査、インタビュー調査を通じて、人工細胞研究に携わる国内科学者コミュニティの特徴を明らかにしてきた。デザインで優勢な観点として、動き・形状に注目する生命認識と、生物学上の要件に注目する生命認識の2タイプを想定したが、現状では、モデルがきわめて細分化されていること、一方で、2つの生命認識を統合する枠組みが萌芽しつつある特徴を明らかにした。
科学社会学