• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2015 年度 実績報告書

REG1Aが化学放射線療法感受性マーカーとして働くメカニズムの解明とその増感誘導

研究課題

研究課題/領域番号 25870072
研究機関秋田大学

研究代表者

佐藤 雄亮  秋田大学, 医学(系)研究科(研究院), 講師 (10431628)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード食道癌 / 免疫寛容 / PD-L1
研究実績の概要

REG1Aは食道癌においては科学放射線療法の感受性マーカーとなり得ることをこれまで報告してきた。一方で胃癌、大腸癌、乳癌、肺癌、膵癌、肝癌などの他の癌ではREG1Aは進行度や予後不良に関係することが報告されている。また近年、癌細胞がPD-L1により免疫寛容を引き起こし癌免疫から逃避していることが報告されている。食道癌細胞においてREG1AとPD-L1の発現に関係があるかどうかを研究した。REG1Aを遺伝子導入した食道癌細胞株はPD-L1 mRNAおよび蛋白を高発現しており、免疫染色においてもREG1AとPD-L1の発現が一致していた。これまでの研究結果と合わせて、REG1AはIL-1B,IL-6の産生とp38MAPK経路の調節を介してPD-L1発現を増強している可能性が示された。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2016

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] REG1AはMAPK経路を介しc-Junを活性化し食道扁平上皮癌細胞の放射線感受性を増強させる2016

    • 著者名/発表者名
      脇田晃行
    • 学会等名
      第116回日本外科学会定期学術集会
    • 発表場所
      大阪
    • 年月日
      2016-04-14 – 2016-04-16

URL: 

公開日: 2017-01-06  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi