使用済みの容器の再利用(リユース)を促進する方策について、日本でこれまでに得られた知見をまとめた。また、リユースびんに入った商品の購入の決定要因について、消費者へのアンケート調査によって検討した。 一方、リユースを促進する手法の一つとしてデポジット制度がしばしば取り上げられ、その適用例としてしばしばヨーロッパのことが取り上げられるが、そこでの仕組みについての情報は入手が困難であった。このため、スウェーデンのルンド大学 国際環境産業経済研究所に、期間の途中に約10ヶ月間拠点を置き、ヨーロッパの11カ国で30箇所に訪問ヒアリング調査をおこない、検討を重ねた。
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