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2014 年度 研究成果報告書

分娩とその異常におけるプロゲステロン受容体の機能解析

研究課題

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研究課題/領域番号 25870150
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 発生生物学
産婦人科学
研究機関東京大学

研究代表者

藤田 知子  東京大学, 医学部附属病院, 研究員 (60375441)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2015-03-31
キーワード黄体ホルモン / プロゲステロン受容体 / 分娩 / 早産 / mTOR / マウスモデル
研究成果の概要

分娩発来には子宮におけるプロゲステロン(P)-P受容体(PR)作用減弱が重要である。P-PRシグナルと早産との関連を明らかにするため本研究を行った。子宮特異的p53欠損マウスは約半数の個体が自然早産となることがわかっていたが、研究の結果、コントロールマウスでは影響のない少量のLPS投与により、p53欠損マウスでは卵巣のP産生が低下し100%早産をきたした。このLPS投与早産モデルに対し、PとmTOR阻害剤ラパマイシンとの同時投与によって、母体および胎仔に明らかな副作用なく早産とそれに伴う新生仔死亡を予防できた。PとmTORの経路を抑制する薬剤による新しい早産予防法の可能性を見出すことができた。

自由記述の分野

産婦人科学、周産期医学、生殖医学、生殖生物学

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公開日: 2016-06-03  

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