• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2017 年度 研究成果報告書

近代オスマン国制史研究-正教徒共同体とムスリム国際法学者を中心に

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 25870154
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 アジア史・アフリカ史
ヨーロッパ史・アメリカ史
研究機関津田塾大学 (2014-2017)
東京外国語大学 (2013)

研究代表者

藤波 伸嘉  津田塾大学, 学芸学部, 准教授 (90613886)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2018-03-31
キーワードオスマン帝国 / 国際法 / 憲法 / ギリシア / 正教会
研究成果の概要

近代オスマン国制の特徴を、当事者であるオスマン臣民の視座から考察することで、西洋中心主義に堕さない形での、新たな世界法学史の構築の一助とすることを試みた。具体的には、オスマン国制において特権的な地位を保ち、かつしばしばその地位が国際法上の争点ともなった正教徒共同体を素材に、それをめぐるムスリム国際法学者の論考を分析した。その結果、上述の問題を更に深く考察するためには、国際法のみならず国内法、とりわけ憲法学/国法学からの接近も必要なこと、また、オスマン帝国のみならずギリシア王国の正教徒による法学的議論も参照する形での接近が求められることが明らかになった。

自由記述の分野

近代オスマン史

URL: 

公開日: 2019-03-29  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi