研究課題
若手研究(B)
躁病相とうつ病相を繰り返す双極性障害における各病相の客観的評価、および病相転移時期の予測に関する基盤技術の確立を目的に、双極性障害患者の身体活動、自覚症状の超長期連続計測(>6カ月)を行い、疾患の病態変化に伴う行動変容を記述する客観的・定量的かつ頑健な行動指標の開発を行った。さらには、開発した行動指標が持つ病相変化の予測可能性を検証した。これらの結果は、連続計測可能な身体活動から双極性障害の日常生活下での病態モニタリング、さらには病態変化や発症予測が客観的・定量的に行える可能性を示唆する。
生体情報工学