カリキュラムを実際に構成するワークショップを「単元習作」と呼んで企画,実施するとともに,その意義や方法に関するメモを蓄積して論文や理論を構築した。その参考とすべく,戦後初期のコア・カリキュラム他を研究し,並行して学会大会,研究会・講演会・シンポやワークショップ,教員サークル等にも参加し,実際に各教師がカリキュラム計画の構築力を養成できるワークショップの多様な形態へと集大成していき,そうすることで経験,情報,知見を蓄積することができた。以上が総合学習,カリキュラム,学力,学習指導要領検討,実践記録分析等の考察に活用できるとわかり,雑誌論文や共著,大学テキスト,学会発表原稿などを仕上げた。
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