日本全国規模のみならず地方から流域スケールといった地域生産・小規模な小水力発電におけるポテンシャル評価を可能にする空間的に詳細な評価を目指して、超高解像度分布型水文モデルを用いた小水力発電ポテンシャルの推計を本研究の目的とした。基盤地図情報による高解像度DEMにより落差を求め、YHyM/BTOPモデルを拡張した高解像度分布型水文モデルから得られた利用可能水量情報を活用した日本域での小水力発電ポテンシャル評価結果は、従来の成果よりも高解像度かつ高精度な情報を反映した有用な情報を得られることが分かった。
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