研究成果の概要 |
Aquifex aeolicus由来ルマジン合成酵素は自己集合して正20面体の中空状粒子を形成する.ネガチィブチャージを導入したルマジン合成酵素変異体(AaLS_Neg)はDDSなどでの利用が期待されている.本研究では22,40, 44, 57, 91位にそれぞれアジドチロシンを導入したAaLS_Neg変異体を調製した.22位にアジドチロシンを持つAaLS_Neg変異体は,UV照射によりアジドチロシンを介して分子間架橋した.続いて,このクロスリンク産物をゲル濾過により分離した.その結果,カプセル形成の増加が確認された.
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