研究課題
若手研究(B)
本研究により,20世紀後半から世界各国で展開されてきた「緩和ケア(Palliative Care)」の取組み内容を検証することで「どのように人生の終わりを迎えるか」という一般国民にとっても関心の高い論点に関して,医事法学的観点から,その妥当な在り方の提示を試みられた。本研究では,特に緩和ケアの考え方が終末期医療から発展してきた過程において見落とされてきた法的諸問題を点検し,未だ曖昧な内容を有する緩和ケアの将来的発展が及ぼすであろうと考えられる社会的影響に関して,比較法的な検討を加えた。
刑事法・医事法