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2015 年度 研究成果報告書

高解像度探査データに基づく月の溶岩流組成と噴出年代の調査

研究課題

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研究課題/領域番号 25870314
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 固体地球惑星物理学
岩石・鉱物・鉱床学
研究機関名古屋大学

研究代表者

諸田 智克  名古屋大学, 環境学研究科, 助教 (30415898)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード月 / 火成活動 / マントル / チタン / マグマ / クレーター年代学
研究成果の概要

本研究では月マントルの組成分布と熱進化を観測的に制約するために,海の溶岩流の組成推定を行い,マグマ噴出年代との関係を調査した.その結果,嵐の大洋・雨の海領域では23億年前にチタン量の増加が起こったことがわかり,これはマグマソースが変化したことを示している.一方,他の領域では増加は観測されなかった.噴出年代の分布から嵐の大洋・雨の海領域では23億年前以降に一時的にマグマ噴出量が増加したことが知られている.これらの結果を統合して我々は,嵐の大洋・雨の海領域直下のマントルにおいて23億年前にチタンを多く含むホットプルームが発生し,火成活動のピークと高チタンマグマの噴出を引き起こしたと推定している.

自由記述の分野

惑星科学

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公開日: 2017-05-10  

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