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2017 年度 研究成果報告書

認知神経科学的アプローチによる音楽の認知症予防・進行抑制作用の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 25870325
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 エンタテインメント・ゲーム情報学
高齢看護学
研究機関三重大学

研究代表者

田部井 賢一  三重大学, 医学系研究科, 助教 (60609684)

研究協力者 阿部 真貴子  
藤田 梨紗  
福田 真理  
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2018-03-31
キーワード認知症 / 音楽療法 / 神経心理検査 / 脳イメージング
研究成果の概要

音楽伴奏が体操に付くことによる認知機能と脳容積への影響を調べた。対象は健常高齢者で、週1回各1時間の介入を1年間行った。音楽伴奏が体操に付くことで、健常高齢者の認知機能の改善とともに、前頭葉容積を維持・増加させることが明らかとなった。
アルツハイマー型認知症(AD)患者が、ミッシングファンダメンタル現象(MFP)の障害を有するかを知覚実験と脳形態計測を用いて調べた。AD患者が健常高齢者に比しMFTの正答率が有意に低かったことを示した。正答率は島、側頭極、下前頭回、嗅内皮質、小脳と有意な正の相関があった。この結果は、AD患者のMFPの障害が、聴覚に関わる脳領域の変性の兆候であることを示唆した。

自由記述の分野

認知神経科学

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公開日: 2019-03-29  

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