研究課題/領域番号 |
25870405
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
脳計測科学
認知科学
|
研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
山根 ゆか子 大阪大学, 生命機能研究科, 特任講師(常勤) (70565043)
|
連携研究者 |
田村 弘 大阪大学, 大学院生命機能研究科, 准教授 (80304038)
伊藤 淳司 Institute of Neuroscience and Medicine, Institute for Advanced Simulation, Jülich Research Centre and JARA, Jülich, Germany, Research assistant (90391862)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
|
キーワード | 視覚情報処理 / 自由眼球運動 / 自然画像 / 神経活動 / 下側頭葉皮質 / 一次視覚野 |
研究成果の概要 |
日々の生活で我々が物体を認識するとき、我々は高速眼球運動と注視を繰り返し、その中で物体の認識が成立する。ところが、これまでの多くの生理、心理学的研究では、被験者は一点を固視することを求められ、均一な背景の上に突然視覚刺激が提示されるというものがほとんどであった。本研究では、自由な眼球運動を許した状態で自然な画像を見るときに特異的な視覚情報処理を抽出することを目的とした。研究の結果、高次、低次の視覚野で眼球運動に関連した活動が見いだされた。これは眼に映った視覚刺激についての情報処理が行われると考えられる脳の部位でも、眼球運動に関連した情報が扱われている可能性を示唆する。
|
自由記述の分野 |
神経科学
|