研究課題
若手研究(B)
新しく開発された光学顕微鏡を用いて,様々な温度において結晶表面におけるステップの前進速度を測定することで,油脂結晶のステップ前進速度の過冷却度依存性を初めて測定することができた.その結果,過冷却度に応じて単調に速度が増加するのではなく,過冷却度が大きくなると,成長は抑制された.また,得られた結晶の外形から結晶学的方位およびステップの方向を決定した結果,方向に応じて成長速度が異なることが明らかとなった.
食品物理