研究課題
若手研究(B)
耐糖能負荷試験の血糖値に対して対応するインスリン値の変動分布領域を、既存の数理モデルを用いて、推定する手法の構築を行った。高知大学医学部附属病院のデータに対し適用した結果、その推定分布域に実際の値が含まれていることが確認できた。その結果から推定結果が十分妥当だと示せた。実際のその推定結果から、健常群、耐糖能異常群、糖尿病群の3群において、その分布の形が異なっていることが確認できた。これらの分布特徴から将来の血糖値の変動パターンの推定可能性を示せた。
医療情報学