研究課題
若手研究(B)
本研究では第二次世界大戦後、北東アジアにおける米国の占領と同盟の国際史、とりわけアメリカン・ヘゲモニー(覇権主義)と称する軍事的勢力を背景とした国際秩序の台頭と発展を探求した。戦後日本や南朝鮮に米占領軍が配置された1945年からアメリカ主導の軍事同盟ネットワークが成立した1954年頃までの期間中、日本の帝国がどのような過程を経てアメリカによるヘゲモニー体制へと転換したのかという問題を解明することができた。
人文学