日本人の代表的な食事パターンが生体指標(アディポネクチンや肝機能)に与える影響について検討した結果、これらの関連には、男女差がみられた。また、その他の生活習慣(運動、飲酒、喫煙)との交互作用が認められた。日本人の代表的な食事パターンとアディポネクチン関連遺伝子多型(ADIPOQ G276T)の交互作用がHbA1cに与える影響について検討を行った。TT群では、Seafood patternにおいてHbA1cの有意な低下傾向が認められた。一方、TG+GG群ではこれらの関連は認められなかった。これらの関連に統計学的有意な交互作用は認められなかった。
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