研究課題
若手研究(B)
統合失調症および自閉症スペクトラム障害一卵性双生児不一致例において、それらの相違箇所を全エキソンシーケンスで検出することで疾患原因遺伝子を同定しようとした。今回我々は自閉症スペクトラム障害と統合失調症一卵性双生児不一致例合わせて5ペアを解析し、それぞれのペア間で相違点を検出し潜在的候補遺伝子を同定することが出来た。しかしながら、これら潜在的候補遺伝子が実際に疾患の発症に関与しているかどうかは不明な点が残っており、今後エキソーム解析に用いた検体と他の多数の罹患者検体を用いて検証を行っていく。
精神分子遺伝学