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2014 年度 研究成果報告書

FAPの発症を規定する断片化TTRの形成機構の解明および新規病態マーカーの開発

研究課題

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研究課題/領域番号 25870541
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 病態検査学
神経内科学
研究機関熊本大学

研究代表者

植田 光晴  熊本大学, 医学部附属病院, 講師 (60452885)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2015-03-31
キーワードトランスサイレチン / アミロイドーシス
研究成果の概要

家族性アミロイドポリニューロパチー(FAP)患者のアミロイドを生化学的に解析すると、断片化したトランスサイレチン(TTR)が検出される。試験管内で形成させたTTR凝集物を神経系の培養細胞に添加したところ、ヒトで観察されるものと類似したTTRの断片化が観察された。生化学的に解析したところ、TTRのC末端側ペプチドが複数観察された。また、断片化部位から、TTRの断片化に関与する酵素の候補が判明し、さらに、TTRのC末端側がアミロイド形成に重要な役割を果たしていることも判明した。今後は、本知見を基に、新たな診断法や治療法の開発を行うと共に、本症の病態モデルの作成も行う。

自由記述の分野

神経内科学、アミロイドーシス

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公開日: 2016-06-03  

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