研究課題
新しい気道通気状態の評価方法の確立による小児閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSAS)の治療成績向上と以下領域の疾患で原因不明とされている漏斗胸の原因因子として上気道通気障害の影響を明らかにすることを目的に研究を行った。その結果、気道周囲組織の骨、筋等を再現した詳細な上気道3次元モデルが構築できた。そしてその結果、呼吸により生じる、咽頭気道の陰圧、つまり、胸郭にかかる陰圧が評価できるようになった。そして、上気道通気障害がある場合、胸郭の適正な成長に影響する可能性が示唆された。