2015 年度研究成果報告書

自閉症スペクトラム障害と統合失調症における自己表象の異常に関する脳機能画像研究

研究課題

研究課題/領域番号	25870592
研究種目	若手研究(B)
配分区分	基金
研究分野	精神神経科学基盤・社会脳科学
研究機関	首都大学東京
研究代表者	橋本龍一郎首都大学東京, 人文科学研究科(研究院), 准教授 (00585838)
連携研究者	神保大樹昭和大学, 医学部, 兼任講師 (60601317)
研究期間 (年度)	2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード	脳機能イメージング / 統合失調症 / 自閉スペクトラム症 / セルフ
研究成果の概要	本研究は、自閉症スペクトラム(Autism Spectrum Disorder: ASD)と統合失調症にみられる自己表象の神経基盤の変容を明らかにするため機能的fMRI研究をおこなった。ASD研究では、安静時および自己を含む人物評価に関わる脳活動を検討し、また統合失調症研究では、自己表象の変容に深く関連する言語性幻聴と安静時脳活動の関係を検討した。その結果、それぞれの疾患に脳領域間の機能結合の異常を認め、自己表象を支える神経ネットワークの変容が示唆された。
自由記述の分野	認知神経科学