新調理システムで調理された食品は、短期的保存が可能である。そのため、新調理システムで調理された食品を利用することにより、災害時の被災者に衛生的で栄養バランスの整った食事を提供することができるようになる。給食施設は、緊急時に食事提供施設としての役割を果たすことが望ましい。そこで、その役割を果たすための基礎研究として、新調理システムで調理された食品の調理特性を検討することとした。トマトライスを新調理システムで調理したところ、加熱温度によって、硬さや付着性、凝集性が異なることがわかった。またスチームコンベクションオーブンで調理することにより、食味的に好まれるトマトライスが炊飯できることが確認できた。
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