小児がん患児・家族の在宅療養を支える看護援助として、入院中から継続した母親と家族への精神的支援、闘病体験を前向きに捉えられるような患児や家族への関わり、退院や復学に向けた具体的で直接的な話し合い、患者同士の交流の促進が必要であることが明らかとなった。 保健師は小児がん患児・家族に対して、養育支援、在宅での看取りの支援、就労支援を行っていることが明らかとなった。また、地域で活用できる社会資源が乏しく、既存のネットワークを活用して試行錯誤していた。関係機関と連携して在宅療養支援を行う体制づくりが課題である。
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